Navpad 1.0 ビルドログ

2022-03-15
#keyboard #buildlog #yushakobo_guild
  1. はじめに
  2. Navpad 1.0の特徴
  3. ビルドガイド
  4. 内容物の確認
    1. キーボードキット
    2. Aluminum feetセット
  5. 自分で用意するもの
    1. 必須
    2. オプション
  6. 組み立て
    1. ダイオードのはんだ付け
    2. リセットスイッチのはんだ付け
    3. ProMicroの取り付け
    4. LEDのはんだ付け
    5. プレートの準備
    6. キースイッチ、ロータリーエンコーダの取り付け
    7. ProMicroカバーの取り付け
    8. ボトムプレート、Aluminum feetの取り付け
  7. 完成

はじめに

本稿は遊舎工房ギルドの活動によるものです。 遊舎工房ギルドの詳細については以下を参照してください。

遊舎工房ギルドメンバーとは 自作キーボードが好きで遊舎工房の商品・サービスの魅力を広めて頂ける方(ギルドメンバー)を募集します。遊舎工房公式Discordサーバー(https://discord.gg/qFJwQMmndJ) に参加されてい
遊舎工房ギルドメンバーを募集します!

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yushakobo.jp

遊舎工房ギルド本部からNavpad 1.0Aluminum feetセットを提供していただきました。ありがとうございます🙇

『フルキーボードについていると場所をとる』 Navpad 1.0はそんなnavigation clusterとnumpadを切り出したキーパッドです。逆T字の矢印に2キー追加したことで、thinkpadのようなPgUp/PgDnやtab/shift+tabを当てて使うことができます。
Navpad 1.0

『フルキーボードについていると場所をとる』 Navpad 1.0はそんなnavigation clusterとnumpadを切り出したキーパッドです。逆T字の矢印に2キー追加したことで、thinkpadのようなPgUp/PgDnやtab/shift+tabを当てて使うことができます。

shop.yushakobo.jp

このキーボードは、アルファベットや記号が打てる"普通の"キーボードとは違い、フルキーボードのnavigation clusterとnumpadのみを切り出したキーパッドです。
自作キーボードでは40%や60%などのコンパクトなキーボードが好まれているように思うのですが、3DCG制作ソフトウェアなどではテンキー等を欲しくなることが多いです。 その時に使えそうですね。
また、最近の自作キーボードキットにはよくあるロータリーエンコーダもちゃんと搭載可能なのが嬉しいです。

ビルドガイド

ビルドガイドは以下になります。作業の前に、必ず一読するようにしましょう。

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内容物の確認

まずは内容物の確認をします。不足があっても1週間以内であれば対応していただけるので、届いたら早めに確認しましょう。

今回はキーボードキットだけでなくAluminum feetセットもあるので、2つの袋があります。

2つの袋

キーボードキット

内容物は以下のようになっています。

キット

Aluminum feetセットを使う場合、M2 7mmスペーサーは使用しません。

Aluminum feetセット

内容物は以下のようになっています。

チルト用 Aluminum feet セット

この内、写真に写っている白いシールは使用しません。

自分で用意するもの

必須

今回はGateron Ink Blueを用いました。 何気にクリッキーな軸でキーボードを組むのは初めてです。

キースイッチ

キーキャップにはDSA LightCycle - Freedom For The Usersを使いました。 色合いがとても好きでお気に入りのキーキャップです。

キーキャップ

オプション

ProMicroの取り付けに用います。もげ対策済みProMicro[1] とコンスルーが余っていたので今回はそれを用いました。

0 キー、+ キー、Enter キーを2Uで使うために必要です。 MXスイッチ スタビライザーを使いました。

スタビライザー

SK6812MINI-Eです。 SK68912MINIとのピン互換は無いので注意してください。

LED

Amazonで適当に買ったやつを使いました。

[1] もげ予防 - Self-Made Keyboards in Japan を参照。

組み立て

ダイオードのはんだ付け

付属のダイオードは表面実装ではなくリード線のあるものです。 向きを確認して差し込み、マスキングテープ等で固定します。 ダイオード

マスキングテープ側

はんだ付けをしていきます。

ダイオード はんだ付け

全てのダイオードのはんだ付けが完了したら、リード線をペンチで取り除きます。 セロハンテープ等でリード線を纏めておけば、散らばることが無い為おすすめです。

ダイオード リード線除去

リセットスイッチのはんだ付け

基盤右上の Reset にタクトスイッチをはんだ付けします。

リセットスイッチ

ProMicroの取り付け

前述したように、もげ対策済みProMicroが余っていたのでそれを付けます。コンスルーを用いているので差し込むだけです。

ProMicro

LEDのはんだ付け

はんだごてを270℃以下に設定し、LEDを取り付けます。 今までSK6812MINIなどの足が無いものを扱っていた為、足付きのはんだ付けのしやすさに驚きました。

また、LEDが正常に動作するかを確認するため、この段階でファームウェアを書き込みます。今回はQMK Toolboxを用いました。

QMK Toolbox

LEDの確認

プレートの準備

ProMicroカバーとロータリーエンコーダカバーを外します。

プレート

キースイッチ、ロータリーエンコーダの取り付け

Gateron Ink Blueを取り付けます。
0 キー、+ キー、Enter キーを2Uで使う為、スタビライザーも用意します。

キースイッチ

スタビライザーをルブして、取り付けます。

ルブ

ロータリーエンコーダとキースイッチをはんだ付けします。

ロータリーエンコーダ

はんだ付け

ProMicroカバーの取り付け

カバー取り付け

ボトムプレート、Aluminum feetの取り付け

今回はチルト用Aluminum feetセットを使用します。

ビルドガイドは以下になります。

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yushakobo/build-documents/aluminum_feet.md

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ボトムプレート

aluminum feet

完成

完成

完成2

キーキャップ、キースイッチが青系なのでいい感じに収まったのではないかと思います。

ロータリーエンコーダで音量を調節出来るの便利ですね。次組むキーボードはロータリーエンコーダ付きのものにしようかな。